ADHDに向いている仕事をまとめている記事は、すべて間違っています。
何故ならADHDの特性や得意不得意の凹凸は様々であり、人によって異なるからです。
そんなことを言われても自分に向いている仕事を知りたいんだよ~
真似をするだけで適職にたどり着く方法をまとめました。
この記事の内容を実践に移すだけで、自分の適職を見つけることが可能です。

目次
ADHDが向いている仕事は?
想像してみてください。
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- 仕事:自分に向いていない
- 環境:自分に向いてる 場合
・比較的忙しく、臨機応変な対応を求められることが多いので適職ではない。
・だけど職場の人は皆穏やか。
なんだか続けられそうじゃないですか?
- 仕事:自分に向いている
- 環境:自分に向いていない 場合
・自分自身がルーティン業務が得意、ルーティンを部下に教える仕事に就き、適職ではあると思う。
・ただし上司が常に威圧的。
・お局の機嫌を毎日伺い、
ちょっと働きにくそう。
仕事が向いている程度(能力)+働く上での環境、この2つのバランスが整って初めて仕事が継続できるということです。
ではどうやって自分に向いている職や環境を選んでいけば良いので
向いている仕事内容を判断するには?
まずは自分の能力を客観視する必要があります。自己分析を深めましょう。
ADHDの人は凹凸も特性も人それぞれです。
・ルーティン業務が得意なのか、すぐ飽きてしまうのか。
・PC作業に過集中になるのか、じっとすわっているのは落ち着かない人なのか。
その凹凸は全員異なります。
そのため、向いている職は人によって異なるのです。
発達障害の人はコンビニバイトは向いてないと言われているけど、ルーティン作業が得意で動作性がそこまで低くないぴえみ
どうやって自己分析をすればよいの?
自分の中の得意不得意は自分との対話なしにはみつけることができません。
自分の経験をもとに成功条件と失敗条件を書き出し、その中でも自分の能力に関して深堀りする必要があります。
医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)
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- 能力の凹凸を6タイプで分析
・設問が心理テストのようで気軽に分析可能!
・凹凸具合をグラフで可視化、わかりやすい! - コミュニケーションの取り方を学べる
・自分だけではなく、自分とは真逆タイプの人とのコミュニケーションの取り方を学べます。
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私はこれを読み自己・他社理解が深まったことで、仕事でも結果をだすことができました!
新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉
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- 34の資質から自分の強みを知ることができる!
・ランキング形式で自分の資質を把握することが可能です。
・設問時間は30-40分。より正確な自分の強みがわかります。 - 超有名診断ツール!解説が多くのWEBメディアから出ている
・企業が社員研修などで使用されているツールでもあります。
・その為多くの活かし方解説記事や動画が世にたくさんでています。
- 34の資質から自分の強みを知ることができる!
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自分の強みはだいたいわかった、じゃあどう今後活用していけばよいのだろう。
より多くの解説記事などがあるため、その後の活用方法までヒントを得ていきやすいと思います。
WAIS検査
発達障害の方は受けている人が多い、いわゆるIQテストです。
「動作性IQ」「言語性IQ」
「作業記憶IQ」「処理能力IQ」「知覚統合IQ」「言語能力IQ」などIQを総合的に数値化します。
特に大事なのが下位項目であると感じています。
例えば私は知覚統合IQが高いのですが、その要因は「知覚統合の下位項目“推論”」が秀でて高いからのようです。故に「経験値がたまれば、物事のパターンが蓄積され、判断がより正確になっていく」傾向にあるようです。そういった個々の強み、弱みは下位項目の数値により正確に分析できると考えています。

ADHDが向いている環境とは?
まずは自分の向いている環境を定義してみましょう。
事実と感情に対して何故を繰り返し書き出すと答えが見えてきます。
- 仕事をしてストレスがたまった出来事
- 何故ストレスがたまったのか
- その時どういう感情であったか
- 何故そう思ったのか
- 仕事にストレスがなかった時の出来事
- 何故ストレスに感じていなかったのか
向いている環境は人により異なります。
自分の向いている仕事が何か、と同様に、自分と対話をしなければ、「自分に向いている環境」は出てくることはありません。
重要なのは「自分が何故そう思ったか」です。本質が見えるまで自分に何故を繰り返してみましょう。
以下は私が自分と対話した結果、でてきた自分にとって向いている環境になります。参考にしてみてください。
- ハードワークではない
・年休125日確保/残業30時間以内 - 会社の雰囲気が穏やか
・威圧的な人が周りにいない
・お局がいない - ミスに寛容
・個体差に理解のある上司
・ミスに対し個人/組織で仕組みを変えることが可能 - 教育者がいる
・具体的な相談や確認ができる人がいる
ADHDが向いている環境に行く方法
正直運が関係するので、一番難しいところです。
ですが、運を上げる方法はあります。
自分に合った企業を紹介してもらうこと
友人に人材会社のエージェントがいるのですが、
転職意向の強い人には、その人に合った企業を積極的に紹介してくれるようです。
- 一対一で転職の相談に乗ってくれる
・苦手な環境を避けた企業を紹介してくれる
・スケジュールを立ててくれるので転職活動がスピーディーに
- 履歴書の添削をしてくれる
・添削をしていただいた後、書類選考通過率が格段に上がりました。
・面接対策もしてくれます。 - 条件の良い企業が集まっている
・エージェント経由で応募できる企業はその広告代を多大に払える企業が多い
・故にお金に余裕のある企業が多い
・故に条件が良い企業が集まっている
(研修制度充実、残業少なめ、高年収、福利厚生◎)
ただ、やみくもにエージェント経由で転職活動をすると、
エージェント転職は戦略的にいくのがおすすめで
面接で会社や部署の雰囲気を判断しよう!
少し難しいですが、
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- 自分の苦手を伝えること。
苦手が原因で落とされたなら、その企業は合わないと判断。
次にいきましょう。 - 人事課<所属予定部署の自分の直属の上司の人柄重視
人事課その会社の顔が揃ってます。見た目、人柄も良い方が多い。
所属先の雰囲気とは異なる可能性があるため、 直属の上司を見て判断しましょう。 - 雰囲気を判断する質問を考えること
私は雰囲気を判断する質問を準備していました。転職の際、新卒採用の時よりも質問の時間を多めにとってくださいます。質問をぶつけてその企業の雰囲気を確認しましょう。
- 自分の苦手を伝えること。
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EQIを高めること
EQIとは、心の知能指数です。
企業側も同様の価値観の人を集めた方が退職率が下がる為、
(もちろん企業の考え方によ
まずは自らが「こんな人と仕事したい」と思う人になること。
EQIは高すぎても低すぎてもそのメリットデメリットのバランスが崩れてしまうので、
バランスを整えることが大事だと感じています。
例えば、自己肯定感が低いのはあまり良しとされていませんが、自信過剰になったとしても、他者からの評価と自分の評価にギャップが生じてしまいますよね。あくまでバランスが大事、ということです。
まとめ
ADHDが向いている仕事につくには、
向いている仕事と、環境を自分が把握するために自分自身と対話すること。
そしてその環境にいける確率をあげるために
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- 自分にむいている企業を紹介してもらうこと!
- 面接で企業の雰囲気を判断すること!
- EQIのバランスを整え、一緒に働きたい人材になること!
