ADHDのぴえみ(@piemipiemipiemi)です!
就労移行支援「atGPジョブトレITWEB」に通い、未経験でデザイナーになりました。
クローズでデザイナーとして働いています。
実際に通った立場から見えてくる、評判をまとめてみました。
通おうかどうか迷っている人は是非参考にしてみてください。
※私が通所していた期間から1年ほど期間がたっているため、詳細の内容が異なる可能性があります。
ご了承ください。
目次
atGPジョブトレITWEB、実際何をするところなの?
出来ることは大きく分けて4つです。
- デジタルハリウッドの動画教材学習
- WEB講師への質問・相談
- ジョブトレ(課題)
- 就職準備カリキュラム
デジタルハリウッドの動画教材学習
専門スクールデジタルハリウッドのWebデザイナー講座、就転職プランに相当する動画教材を学習できます。
動画教材の内容はWEBデザイナー口座、就職プラン(28,1600円)+WordPress入門講座(96,800円)の以下の内容です。
- Photoshop、Illustrator
- HTML、CSS、Dreamweaver
- Javascript
- そのほかデザインに関する講義
- WordPress、PHP(URL先に記載はありませんが学ぶことが可能でした。)
このほかにもデジタルハリウッドの講師から実講義を受けることもできます。
WEB講師への質問・相談
所属しているWEB講師に自由に質問が可能です。
1校舎に2-3人担当の講師が配属されており、日替わりでWEB講師が交代します。校舎ごとによって講師は異なるようでした。
当初はデジタルハリウッドの動画教材を目的にこの事業所の通所を決断しましたが、
WEB講師への相談が可能だったことが一番のメリットだったと振り返って思います。
デジタルハリウッドの講師も在籍しているので、講師の質も高く感じました。
デザインの技術的な指導だけではなく、ディレクション業務の流れややり方、未経験デザイナーの転職活動の方法などすべての質問や相談に丁寧に対応してくださいました。
マンツーマンの指導は成長が速いので、爆速で技術力を高めることが出来ると思います。
ジョブトレ
atGBジョブトレITWEBが独自で作成した「これを進めれば未経験でもデザイナーになれるよ!」
というようなカリキュラムです。
基本的にはこちらのカリキュラムを進めていきます。
「やりたい!」と声をあげれば実際にHPのバナーを作成をするなど、会社経由の案件内容も存在しました。
ポートフォリオの作品数を増やす、という意味では良い経験になるかもしれません。
就職準備カリキュラム
内容は主に「自己理解系」「ビジネススキルトレーニング」の2つです。
グループワークもしくは講義にて理解を深めていきます。
例えば「自分の怒りの沸点はどこにあるのか」「上司にこんなこと頼まれたらどうやって断る?」など講義もありましたがほとんどはグループワーク、通所している人とコミュニケーションをとりながら進んでいきます。
atGPジョブトレIT・WEB、1日のスケジュールは?
1日に①②③の3コマが存在し、日によってはこの時間割が入れ替わります。
在宅通所は可能なの?
私が通っていた時期は可能でした。ただ、今は可能かどうかがわかりません。
私が通っていた期間はちょうどコロナウイルスが流行した真っ只中。
通所者全員が在宅通所に移行した期間もあり、比較的在宅通所がかないやすい時期だったと思います。
PCは1人1台家への貸し出しが許され、オンラインにてグループワークや朝会夕会を行っていました。
ただしatGPはジョブトレIT・WEBは完全通所型を基本としています。
コロナの状況や校舎にもよって変わってくるかと思いますので、気になる場合は電話や見学にて「どのくらいの人が在宅通所しているのか」実際に確認してみてください。
公式サイトはこちらから


atGPジョブトレIT・WEB実際に通ったメリット
お金をもらいながら質の高い授業を受けることができた
失業給付金をもらいながら通うことができる点は非常に良かったです。
本来であれば専門学校に行き、その授業を受ける為には数十万のお金を投資する必要があります。
そのお金を払うことなく、専門学校の授業を学ぶことができたことは、無職期間の過ごし方として賢い選択だったと思います。
失業給付金についてはこちらの記事でも触れています。
WEB講師とのマンツーマンレッスンが充実していた
マンツーマンで教えてもらえる環境は圧倒的に成長が早いです。
スクールによっては授業の内容以外の質問は講師に質問できない場合もあります。
atgbジョブトレITWEBはデザイン関係のことならNGの質問なし。
技術的指導だけではなく、ディレクション業務、デザイナーとしての転職活動にいたるまですべての質問が可能でした。
1対1の相談を1時間ほど質問できる機会もあったので、そこで得た知見は今も非常に役立っています。
未経験でデザイナーになれた
私は前職は総合職、デザイナーとは全く違う職種として勤めていました。
9カ月間の通所を経て、デザイナーになることが出来ました。
また、私以外にも同じ校舎に未経験でデザイナーになった方が存在しました。
ただしその分努力はしており、平日は平均10時間ほどPCの前で作業していたと思います。
9カ月間の通所期間でZOOMやディスコード、スラック、アウトルックなど、就職先で必要ないくつものツールの使用方法を覚える機会があったことも、今の仕事に活きています。
atGPジョブトレIT・WEB実際に通ったデメリットは?
就労移行支援の職員と合わない人もいる
先にお伝えしておきますが、どこの就労移行支援・専門スクールでも起こりうることです。
月に一度、担当の就労移行支援員との面談を実施していますがその支援員との相性が合わない人がまれに存在しました。
面談内容は現在の学習・体調状況や就職の方向性の相談です。1対1で話すためどうしても相性はあるようです。
私自身も説明会(1日体験)に行った校舎と実際に通所した校舎は異なる場所でした。
atGPジョブトレに通った本音と活用法ぶっちゃけてみた。
相性や感じ方は個々によって異なると思いますので、まずは実際に行って確認するのが良いかと思います。
サイトには「説明会」と書いてありますが、1日の流れを体感できる無料体験を実施していますので、迷っている方は校舎の雰囲気などを確認してみてください。
無料説明会を受けてみる

モチベーションの維持が大変
理由は二つです。
- なるべく早く就職したい場合、就職するまでのスケジュール管理は自分で行う必要があること
もしお金を払ってWEBデザインのスクールに通う場合、半年~10カ月など期間が制限されている場合がほとんどです。
しかしあくまで就労移行支援。「早く就職して精神的負担を負うよりは、腰を据えてゆっくり学べば良い」を一貫のスタンスとしています。そのため、早期就労は自分の確固たる意思が必要です。 - 周りのレベル感がそこまで高くないこと
もともとデザインをやっていなかった人がほとんどであり、WEBデザインのスクールではありません。そのため、周囲のデザインに対する学習意欲はそこまで高くありません。
計画や技術力を共有して、学習意欲のモチベーションを周囲と高め合いたい、という人はスクールに通う方が向いている可能性があります。
ジョブトレや就職支援カリキュラムの質が低い
私には「ジョブトレ」や「職業準備カリキュラム」はそこまで必要と感じませんでした。ただし、障害の程度にもより、人によっては「自己理解が深まった」とポジティブな意見も多く見られました。また当時からは期間が経過しているため、内容の改良がされているかと思います。
未経験でデザイナーになる為の就労支援移行の活用方法とは?
就職までの期間を自分で定めること
周囲からなんと言われようと、この期間で就職するという確固たる決意を固めることが大事かと思います。
私は当初、勉強~内定までに6カ月を目標としていましたが、実際にかかった期間は約8カ月間でした。
計画に少々の遅れはつきものですので、気持ち早めの計画をたてると良いと思います。
atGPジョブトレIT・WEBを利用するという意識を持つ
常に思っていたのは「就職をするためにここに通っている」ということです。
学習時間に多くを費やすため少々強引に進めていました。
少々推奨されていない方法で自分なりに活用したきた方法もありますので、別記事でまとめました。
そちらご覧ください。
atGPジョブトレIT・WEBから未経験でデザイナーになることは可能なの?
やる気次第では可能です。
私が今もデザイナーとして働き、
私以外にも「未経験」からデザイナーになった人は複数存在しています。
共通点は「デザインに対する勉強意欲が高いこと」だったと思います。
- WEBデザインスクールデジタルハリウッドの動画教材を学習できる
- WEB講師への質問とジョブトレ(課題)、就職準備カリキュラムを受けることができる
- 通所が基本だが昨今の状況においては在宅通所が可能な場合もある
- 最大のメリットはWEB講師に相談が可能なこと
- デメリットは相性。実際に体験を通して確認するのが大事
- モチベーションを維持したい人はWEBデザインスクールに通うのがおすすめ
- 期間を定めて正しい努力をすれば未経験でもデザイナーになれる
私自身はデザイナーになることができたので、WEBデザイナーを目指している人は是非活用してみてください。
公式サイトはこちらから[/afbtn]