ADHDの鬼門・・・・それは・・・時間管理!
あぁ誰かが隣で「今は●●をやる時間だよ!」と定期的に行動を催してくれたら。
どんなに楽なことだろう・・・
そんな時はルーチンタイマーの出番です。
ルーチンタイマーを2年間使用している私がアプリの使い方から日常生活で解決したことまで解説していきたいと思います。
何回も言うけどADHDにこのアプリまじでオススメする。全てのタスクの完了が圧倒的に速くなった。
•注意散漫→アナウンスより今やるべきことを思い出す
•Todoのアナウンスによりワーキングメモリの使用を最小限に
•時間の経過を体感でき、時間は都度修正可能
•時間制限による集中力の最大化#ADHD pic.twitter.com/3dSsmQqyGt— ぴえみ🥺自立を頑張るデザイナー (@piemipiemipiemi) August 15, 2020
目次
ルーチンタイマーとは?
ADHDデザイナーさんが作成した時間管理ツールアプリです。
なんと製作者のデザイナーのNana(@nana_freecolor)さん本人がADHD。自らの困りごとを解決するために生み出したアプリがルーチンタイマー。(製作者さんの秘話はこちら)
そのためADHDのために作られたアプリといっても過言ではありません。
ルーチンタイマーの使い方
100聞は一見にしかず・・・使用方法を動画で確認してみましょう
時間管理ツールルーチンタイマーの使い方
タスク大カテゴリを作成→タスク小カテゴリを作成(時間も設定)→完了
残り時間もリマインドしてくれるし次のタスクも読み上げてくれるので注意がそれても今あるタスクに意識を戻してくれます。 pic.twitter.com/SkSDaV3RkY— ぴえみ🥺自立を頑張るデザイナー (@piemipiemipiemi) December 14, 2021
大まかな流れは以下です。
①大カテゴリの作成(例:部屋の片づけ)
②小カテゴリと時間の作成(例:ソファの上を片付ける15分)
③再生(音声アナウンス)
ルーチンタイマーの活用方法
ルーチンタイマーを2年以上使用している私の活用法を並べていきます。
とにかくタスクを細分化して時間を設定していくことが、予定通りにタスクを終わらせる最大のライフハックです。
家事編
奇跡的に朝8時に起きたけど・・・どうしてもだらだらしてしまう・・・そんな時はルーチンタイマーにある「家事」を開いてタスクを書き出します。
こつは休憩の時間もいれること。これによりメリハリがついてやりたいことがどんどん終了していきます。
仕事編
仕事編では時間制限がタスクの完了を早めてくれる。
「デザインの参考を探す」というような辞め時がはっきりしていないタスクにも時間制限を設けることで、最終的に妥協することへの判断の時間が早まったと感じています。
また、それぞれのタスクの終了時間の見込みが全くつかない・・・という時はこれ。15分の半分(約7分)ごとに聞こえるアナウンスにより以前よりも現実の時間経過を認識できるようになりました。
遅刻防止編
朝起きて準備が完了するまでのタスクをすべて書き出します。
朝から外出するまでのタスクはほとんど変化することがないため、毎日継続すると習慣化につながります。
ルーチンタイマーを使用することで「すべきことが時間通りに終わることが増えた!」
ここからは特にADHD的傾向にルーチンタイマーがどういった効果をもたらしたか書いていきます。
実行機能が高まりやる気が上がった
ルーチンタイマーを再生するには必ずタスクを書き出す必要があります。
その書き出すという行為自体が自分の実行機能を自然と高めてくれる。
例えば何も予定がない休日、朝早くから起きたはいいものの、なんかやる気がおきない。
そんな時にルーチンタイマーを起動!「やりたいこと」と「やるべきこと」どちらもアプリ上に書き出していく。
そうすると無限にでてくるんですよね。その日のタスクが。
特に時間制限が設けられていない家事は、だらだらやって結局違う方向へと注意が逸れ、完了できないことも多くなる。
それがなんと終わるんですよ
集中力が向上して物事の完了が早くなる
現実と自分の中の時間の進み具合にずれを感じている私です。
1時間没頭したつもりが現実世界では5時間も進んでいた、なんてこともざら。
そんな日もあれば、注意が逸れ、気づくとすべきタスクから意識が離れていたりする。
時間に対する認識のギャップと注意散漫に対して絶大な効果を発揮するのが、ルーチンタイマーのアナウンス機能。
「残り〇〇分です」のアナウンスにより「現在の経過時間」と「今のタスク」にハッとさせられる。
注意散漫防止だけではなく、時間への認識も高めてくれるのです。
更に良い!と感じた機能は「次のタスクも続けて読み上げてくれる機能」
次のタスクを忘れていても確認する際に注意が他に逸れることもない。
確認せずともアナウンスの指示通りに動けば勝手にタスクが終わるんです。
この感覚ぜひほかの方にも体験してほしい・・・
タスクを体が覚えて習慣化する
最終的にたどり着く境地はここ。ルーチン業務であればタスクを体が覚えて自然と動けるようになる。
同じタスク(ルーチン)を毎日、2週間~1カ月以上継続的にこなして初めてたどり着ける境地なので、継続力がカギとなります。
私はこれにより、「駅まで歩いてたどり着ける」を達成することができました。
仕事だけではなく、「朝家を早く出る」を習慣化することもできるんです。
まとめ
ルーチンタイマーを使用することで「やるべきことが時間通りに終わった!」
実際は、タスクの設定中に興味が逸れて違うことをしてしまうことも、
そもそもルーチンタイマーの存在を忘れてしまうことも、没頭してアナウンスを聞き逃すことももちろんあります。
ですが私は明らかにこのアプリを入れたことでタスクを予定通りに終わらせることが増えたと思います。
特にアナウンス通りに従えばタスクが終わっているあの感覚。ぜひ体験してみてほしい。
もし使用したことのない人がいたらこの機会に使用してみても良いんじゃないでしょうか?
やる気があるときにダウンロードしよう~~~~!!