今回は私が未経験でデザイナーに転職した話を書いていきます。
目次
デザイナーを志した理由は長く働き続けたかったから
以前の職種は総合職。「マルチタスク」が求められる精神的にも体力的にも体への負担が大きい業務でした。
デザイナーになりたい、と思ったのは負担の大きい業務から「シングルタスク」に変更し、長く働き続けたいと思ったからです。
その中でもデザイナーは
- もともと興味関心が高い!
- フリーランスとしても働ける!
- 会社によっては在宅勤務もOK!
- 自分の努力次第で時給単価があがる!
- 転職回数がネックにならない!
- IT企業にもデザイナー枠があり、将来性が高い!
- 副業もしやすい!
このような点で魅力的だったため「デザイナーになりたい」という気持ちが強まっていったように思います。
就労移行支援「ジョブトレITWEB」に通いWEBデザインの技術を身に着けた
私はatGPショブトレIT・WEB(以降ジョブトレ)というWEBデザインのスキルを習得できる就労移行支援に通い、デザインの技術を身に着けました。
ジョブトレITWEBって何?
デジタルハリウッド(WEBデザイン専門スクール)の動画教材が学べる、就労移行支援のことです。WEBスキルだけではなく、障害者転職就労支援も同時に受けることができます。通える条件は現在障害があり、仕事を辞めていること。就労を目指す人ならだれでも通うことができます。
Webスキルを身につけ、働き方に自由を【atGPジョブトレIT・Web】
この就労移行支援を選んだ理由は以下です。
- デジタルハリウッド(WEBデザインの専門スクール)の教材動画、約30万円分が無料になるから
- 現役WEBデザインナー講師がマンツーマンで直接指導してくださるから
Webデザイナーコースの他にも動画クリエイターや、グラフィックデザインのコースもあります。
全国各地に校舎があり、オンラインで受講することも可能です。
デジタルハリウッドと就労支援移行、どちらに通うか迷っていた私でしたが、
失業給付金をもらいながら無料でスキルを身に着けることができる、という点に惹かれこちらに通うことに決めました。
私が利用した転職エージェント
私が利用したエージェントはこの4つ
リクナビエージェント
DODAワークポート
マイナビIT
その中でもメインで利用していたのはDODAです。
理由は具体的に以下です。
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- 履歴書類や面接のフィードバックが丁寧
- 条件の良い企業が豊富
- 書類選考通過率が低くない
ただし、エージェントは複数登録した方が選考通過率があがります。
面接や書類のフィードバックをもらえる機会が多くなるため、よりブラッシュアップされた状態で次の選考に進めるからです。
エージェントの利点をうまく活用し、選考通過率を上げていきましょう。
デザイナーは向いていたのか?
デザイナーになったメリット
- 一番は「精神的負担が減ったこと」
前職ではいつ自分が精神的に落ちてしまうかわからない状況でした。
現在は手に職をつけたことで「もし合わなかったらほかの会社に行けばよい」と精神的な余裕が生まれました。 - ミスを防げるようになった
デザイナーの仕事はPC1台で完結するため、苦手な作業に対する具体的策を立てやすいです。前職よりも明らかにミスの頻度が減り、ミスに対する施策ができる環境がそろっていると感じています。 - 技術力の向上するほど作業スピードが速くなる
デザインソフトは日々アップデートされ、新しい機能が搭載されていきます。
情報をキャッチアップし作業に落とし込むことで作業の完了が早くなります。
能力値ではなく努力次第で完了を速めてくれることができる点が良いところだと思います。 - 在宅勤務になり体調不良が減った
毎日電車で通勤していた私ですが、吐き気に襲われ途中下車することが多く、
トイレにこもって吐いてしまったりと体調不良が週に1度はある状態が続いていました。
在宅勤務になった現在は体調不良はなくなりました。
デザイナーのデメリットは?
- 年収が減った
前職が大手総合職だったということもあり、年収はダウンしました。
ただ前職を続けながら一人ぐらしを両立できていたかというと、難しかったのではないか、と思うのも事実。
「年収を上げるためにスキルを身に着けたい」と向上心に繋がっています。 - 体力が減った
現在在宅勤務がメインのため、当然ながら体力の衰えを感じています。
体形も少しぷよぷよに・・・
リングフィットを継続してなんとか体形と体力を維持しています。 - 在宅の集中力の維持が難しい
集中力が散漫なため、非常に課題としています。
一応ルーチンタイマーを用いて対策中です。
(関連記事:ルーチンタイマーの使い方【ADHD的症状に効果が絶大だった話】)
未経験でデザイナーを志す方へアドバイス
よく「自分は〇〇ですがデザイナーになれますか?」と質問が来るのですが
デザイナーになる為には大事なことは2つです。
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- 視覚情報の記憶力に苦手を感じていないこと
- デザイナーになりたい気持ちが強いかどうか
デザインのメイン業務は「ユーザーに視覚情報を通じてものごとをわかりやすく伝えていくこと」です。
視覚情報の記憶力が高いほど、脳内のデザインストックも増えるので、デザイナーに向いている傾向にあると思います。
ただ一番大事なのはデザイナーになりたいという強い気持ちがあるかどうかです。
ここが強いくまたそのモチベーションを維持しながら実行に移せる人は未経験でも必ずデザイナーになることができると思います。