6年前に障害者手帳を取得し、現在クローズで働いています。
今まで、障害者手帳を活用しその恩恵を受けてきたので今回はその具体的な金額をお伝えしていきます。
※こちらの記事はあくまで一個人のデータであり、全員が同じ額をもらえるというものではありません。ご了承ください。
目次
障害者手帳のメリットとは?【体験談】ADHDの私が190万円もらえた話
私が今まで活用した障害者手帳の恩恵は主に3つです。
- 失業給付金
仕事を退職し再就職までの期間に貰えるお金 - 就労移行支援
就職に必要な知識やスキルを身につける機関 - 交通費
バス代など
失業給付金(失業手当金)で150万円もらえた!
実際に貰った額:計150万円(通常よりプラス105万円多くもらえた!)
失業給付金を受け取ることのできる日数のことです。通常3~5か月分もらえる失業給付金。障害者手帳を取得している場合は5か月分以上もらえます。私の場合は10カ月分もらえました。※給付可能日数は年齢や勤続年数に等によって異なります
5,000円×10か月分(300日分)=150万円給付され、通常時より多く支給されたのです。
就労移行支援で約36万円お得に!スキルを習得し未経験でデザイナーになれた

- デジタルハリウッド(専門スクール)のWEBデザイナー専攻の教材動画、約32万円分
- Adobeコンプリートプラン(通っていた約9か月分の3万6千円分)
失業給付金はあくまで「就職をすぐにできる状態の人」
しかし就労支援移行、職業訓練校であれば失業給付金を受け取りながら、知識や技術を習得することが可能です。

交通費が5万円ほど浮いた!
体感的に都道府県で運営している公共機関は
- 地下鉄やモノレールなど→無料
- バス→無料もしくは半額
で利用できる印象です。
※厳密にいうと地域によって減額料金は異なります。
退職後、一時的に利用してましたが、
障害者手帳のデメリットはあるの?
下記の記事でお伝えした通り、取得しただけではほとんどの場合周囲にバレることはありません。

その為障害者手帳取得のデメリットはとくにありません。
唯一のデメリットは取得する本人や本人の周りが「
私は、
- 特性が原因で困っていることがある
- 将来的に困る可能性がある
この場合誰でも申請する権利があると考えています。
それが障害者手帳の本来の役割です。
発達障害の特性がある故に2次障害になりやすい方も多いですよね
まとめ
- 失業給付金⇒150万円
- 就労移行支援⇒36万円+未経験でデザイナーになれた
- 交通費⇒5万円

障害者手帳の取得に抵抗がある方へ
障害者手帳の取得を考えているということは、何らかの困りごとを抱えているのだと思います。
・仕事が出来なくてつらい・・・
・人間関係の構築が難しい・・・
・自立できる自信がない・・・
私もそうでした。
上司のパワハラに合い、涙が止まらなくなった。
朝5時に目覚めては仕事のことで頭がいっぱいになった。
感情を失い、ベットの上で動けなくなった。
でも、そうなっては遅いんです。
手帳の取得にはいくつものステップがあり、相応の体力と一定の期間が必要となります。
心の余裕のある時にこそ取得した方が良い。
障害者手帳取得の基準は「本人が困っているかどうか」です。
あなたは日常生活の中で、特性による困りごとを感じていますか?
自分の身を守れるのは自分だけです。
万が一のために備えておきましょう。